僕が考える人生の意味は、「自分を磨き上げる」ことです。人生をかけて、どこまで自分を高い境地に持って行くことができるのか―。と、考えると、僕にとって仕事とは、人生を磨き上げる砥石です。花屋の経営で自分を磨いても、料理で自分を磨いても構わない。仕事がスポーツでも政治でも何であっても、70、80代になって仲間同士で酒を飲んだとき、違う土俵で戦う誰かのすばらしい話を聞きながら「…それ、俺もよくわかる！」と身を持って共感できる男でいたいな、と思ってます（笑）。

国益を得るかグローバルな視点で考えるか。
この二種は普段我々はあまり意識していないのですが、勉強する時、成長していく時、仕事を選んでいく時に、この２つの視点で見てみると、全く異なるプロセスがそこにあります。
皆さんに問いたい、一緒に考えたいのは、この記事に最後にある「どの社会のために働くか？」ということです。

第１３回のゲストはタイムアウト東京代表の伏谷博之氏。ギタリストを目指してタワレコでバイトしていた伏谷青年がいかにして社長になったか？タイムアウト東京設立の動機は？世界から東京がどう見られているか、など世界目線のワクワクするエピソードが満載。

「現代の日本は、文化をおろそかにして、文明の発展ばかりに注力している。これを合理化と呼んでいるが、果たしてそうか。」
水野誠一氏が77年世代に向けて語った。

目の前の問題を解決するのに、目の前のことだけを見ているだけでは、解決にならないし、解決したように見えても、根本的な解決にはなっていないことってありますよね。
日本の歴史や民族、文化は、大陸の存在なしには語れないというのに、日本は、大陸との歴史的な関係や背景を無視して、現在の各国摩擦問題を解決しようとしています。これが上手くいかないのは、僕から言わせてみれば当たり前で…