奇跡のドキュメンタリー『LIGHT UP NIPPON』の本が出版されました

「東日本大震災で暗くなった東北を、そして日本を、花火で照らした男がいた……。」
「絶対不可能」と思われた被災地10ヶ所での花火同時打ち上げ。
それを可能にしたのは、たった一人の男の情熱と、いつまでも下を向いてばかりいられないと立ち上がった現地の人々の生きる力だった。
震災から花火打ち上げまでの五ヶ月間を追った軌跡のドキュメント!

2012年7月にドキュメンタリー映画として公開された『LIGHT UP NIPPON』。この奇跡の花火大会の打ち上げまでの物語が、主催者である高田佳岳(77年会メンバー)本人の手により書籍化されました。
(著者印税は全額『LIGHT UP NIPPON』に寄付され、また東北の夜空を照らす花火となります。)

各界より推薦の言葉

たかが花火、されど花火。天にあがり、ポンと消える火の玉。僕達日本人の祖先信仰と無常観をこれほどよく表しているものはない。とりわけ愛するものを亡くした後、それは特別胸に刺さる。

―坂本龍一

高田さんって凄いと思った。たった一人の思いが形になっていく軌跡は、まさに奇跡そのもの。夢は諦めちゃいけないんだって改めて思った。花火を見上げる被災地の方々の笑顔も、花火のように輝いていた。その笑顔を見た時、私は、涙が止まらなかった。

―黒木瞳

著者

高田 佳岳(たかだ よしたけ)

1977年生まれ。東京水産大学、東京大学大学院海洋研究所卒業。在学中、岩手県大槌町の研究センターに所属。スキューバダイビングのインストラクターを経て、現在都内の広告会社に勤務。東北太平洋沿岸部10箇所の被災地において震災で亡くなった方々の鎮魂と復興の祈りを込めて、一斉に花火を打ち上げるイベント『LIGHT UP NIPPON』を主催。

LIGHT UP NIPPON 代表
魚人:スピアフィッシング 2007年 世界6位

高田佳岳のメンバートーク『海から日本を盛り上げる!』